赤ちゃんの時、初めて指しゃぶりをして感動した。超かわいかった。
ねんねの時、指しゃぶりをしてくれるからすぐにぐっすり寝てくれた。
2歳ぐらいの時、3歳になるまでは無理にやめさせなくてもいいから好きなだけ吸わせてた。
3歳を過ぎ、やめさせようと頑張った。
4歳を過ぎ、やめさせようと頑張った…!!
5歳、6歳…どんどん先延ばしになって注意してもやめなくなり…
小学生になるのに指しゃぶりをやめてくれない!!!と、お困りですね?
親の愛情が足りないから不安になっているのよ~や、おっぱいが無くて寂しくて吸っているだけなのよ~はもう理解しているし聞き飽きた!とにかく今やめさせたい!!とい願っているあたなへ…
赤ちゃんから小学3年生の春まで指しゃぶりをしていた子供との、長期にわたる戦いから得た効果的な方法をご紹介します!
Contents
どうして小学3年生まで指しゃぶりをしていたのか
もともと首がすわる前から指しゃぶりをマスターしましたが、眠い時や寝る前のルーティーンだけでなく日中もずっと吸っているずっと指咥えてるタイプの我が子。
2歳頃、保育園へ通っているときも幼児クラスの先生からそろそろ、ねぇ…なんて話も出ていたから自宅での声掛けや保育園での声掛けもしながらスタート!も、見事に吸い続けます。
進級する前に○○組になれないよ!や、小学1年生になれなくなっちゃうよ!など散々言ってきましたが、その場ではやめるもののしばらく経てば無意識に指しゃぶりをしているのです。
さて、どうして小学3年生になるまで指しゃぶりをしていたのでしょうか?指しゃぶりを注意した直後の本人に聞きました。
何でやってたか分からない。
だそうです。
えええーーー!分からないってどういう事ーーー!!こっちも意味分からないーーー!!って感じです。
我が子は無意識に指が口へ運ばれてしまうタイプらしく、特に意味もなく指しゃぶりをしていたそう。
という事で、無意識に指しゃぶりをしてしまう事への対策をしました!
指しゃぶりをしてから後悔するようなグッズを用意した
小学生が無意識に指しゃぶりをしてしまうぐらいなので、声掛けをしつこくしても治りません。それならばと指しゃぶりをしてから後悔するようなグッズを用意!
我が子は全て失敗に終わりましたが、効果のある子もいるかもしれません。
それでは敗因と共にどうぞ。
指サック(ぶつぶつしているタイプ・薄いゴムタイプ)
これをしゃぶってしまえばゴムの味がお口に広がって嫌がるだろうとひらめきました。
オレンジ色のぶつぶつしているタイプとゴム手袋のように薄いゴムタイプの2種類を100円ショップで購入。子供の指サイズの指サックなんてなかなか無いので、大人用の小指サイズのものを選びます。
しっかり指にはめこんであげましょう。
日中…ゲームのボタンが押しずらいとはずされる。
入眠…ぶつぶつタイプは思ったよりも短く抜けてしまう。薄いゴムタイプは下まではめ込めるものの下の余ったゴムが指の付け根を圧迫してしまい、血が止まりそうになっていまい外す。
結果、指サック出番なし。
セロテープ
口に入れたら独特な味がする(何で知ってるって話ですが)、安価でどの家庭にもあるセロテープで、吸ってしまう指をぐるっぐる巻きにしてしまいます。もちろんゆるめに巻いてくださいね。
日中…汗や手洗いで剥がれちゃったと何度も申告してくるので面倒になり諦める。
入眠…セロテープごと指しゃぶりしてる。
結果、セロテープの味は許容範囲内。
苦いマニキュアを塗る
指しゃぶりをやめさせる為の専用の苦いマニキュアが販売されています。
最初はここまでしなくてもと思いましたが、もう小学生になっていたので本格的にやめてもらうために購入を決意。
乾いていない状態をぺろっと舐めてみたら驚きの苦さでチョコパイを一気食いしたにもかかわらずまだ苦くてたまらないぐらい強烈です。(乾燥すればそこまで苦くはありません。)
マニキュア自体は白っぽく、塗るとトップコートみたいで爪がキラキラ綺麗です。
日中…指しゃぶりをした瞬間苦そうな顔になり、口をゆすぎにダッシュ。しばらくの間は指しゃぶりをしなくなる。なぜかよく手を洗うようになる。
入眠…日中苦い思いをしたはずが、指を吸いながら気持ちよさそうに寝ている。
結果…お湯や水で爪を洗うと落ちるすべを発見され、いつの間にか苦みが消えている指が復活。
番外編:未来の画像を検索
口でああなるよ!こうなるよ!と言っても小学生とは言えど想像はそんなにできていないでしょう。
そうなってしまった方にはこんな使い方して申し訳ありませんという気持ちもありながら、実際に出っ歯になってしまったという画像を見せました。
「出っ歯 画像」で検索すれば小学生のように子供の口元の画像もたくさん出てきます。
結果…嫌だね、こうなりたくないね、と言いながらも自分がこうなるとは思わないようでしばらく経てば指をしゃぶり。
最終的にどうやって指しゃぶりをやめさせたのか
指しゃぶりをしたら○○させてあげないよ!○○買ってあげないよ!なんていう方法はなるべく使いたくなかったんです。
しかし、遂に言ってしまいました。
「もう3年生になるんだから、次指しゃぶりしたら1週間YouTube観せないからね!」
当時、我が子がドハマりして観ていたヒカキンさんのYouTube動画…
この言葉を伝えたその日から、指しゃぶりをする事が全くもって無くなりました。
赤ちゃんや年齢が下の子ではない小学生だからこそ、やってしまった後の事を想像する事が出来るらしく、大好きなヒカキンさんが観れなくなるだなんて大変だ!と思ったのでしょう。
今までの声掛けや悩んだ日々は何だったんだというぐらいあっけなく卒業です。
さすが小学生達の大スター、ヒカキンさん…!!
ちなみに今のところ歯並びは悪くなってなさそうです。歯も前に出てきていません。良かった…。
おわりに
赤ちゃんの時から不安の解消方法として行って来たことを、大人の理由や周りからの目が心配でやめさせてしまうのは果たして正しい事なのか?と何度も思いました。
それでも小学生になったんだから、と厳しくしました。
でも注意するのも疲れるし、子供も嫌がるし、どっちにもそれがストレスになってまたイライラしながら注意…その繰り返し。いつかやめてくれるだろうなんて思って声掛けをやめてみても、やっぱり早くやめてほしくてまた注意。
でも大丈夫。きっと、何かきっかけがあって急にぱっとやめられる日がいつか来るかもしれません。
やめられるその日が来たら、お子さんも、自分にも、よく頑張ったねって褒めてあげてくださいね。